ハナビ、

ハナが東京砂漠で綴るよたばなしです、英語歌詞翻訳はじめました copyright ©︎ ハナ 2009-2021 all rights reserved.

Follow the Cops Back Home

先日、2回目のワクチン接種を終えました。

いやー2回目の副反応、噂にきいてたけどひどかった!*1

副反応の内容や程度は人によってさまざまなようですが(酷い寒気とか腰痛とか発熱も何℃くらいまであがるか続くかとか)、私はめちゃくちゃ熱出まして。39℃超えたところであきらめて解熱剤のみました。

発熱もきっと抗体作るのに必要なんじゃないかと思っていて、できれば解熱剤はのみたくなかったのですが、ちっちゃいころ40℃超えで幻覚みたことあるし*2、たしか40℃超えっぱなしだとやばいっていうし。

解熱剤のんでも38℃以上にしかならなかったので、ほっといたらどこまで上がってたのか…恐ろしいですね。

もともと年に一度くらいインフルエンザ級の風邪をひく体質なので、発熱にはそれなりに耐性があるものの、今回は出るぞ出るぞと言われてちょっと期待もしてた*3ので、ほんとにぐんぐん熱上がってきたからもうヒャッハー!ってなってました。

いそいそとあったかい布団出したり、レッグウォーマーつけたり、ワクチン接種帰りに買っといた千疋屋の桃ゼリーとか近所のスーパーで買っといたクーリッシュアイスとか食べたり、茹でて冷凍しといた (1)うどんで煮込み (2)ごはんでおかゆ にしたり、冷凍庫にしこたま常備してある保冷剤でなんちゃって氷枕にしたり。

ポカリ買えって何人かから聞いてあわてて買ったのですが、スポドリなら何でも良かったかも、というか私はそんなに発汗しなかったので、発熱時の水分補給としてはありがたかったけど、そこまで必要ではなかったかもな。

 

こういうあからさまに身体を休める必要があるときは、自分を思う存分いたわれるので、俄然はりきりますね。

スマホ脇に置いて寝るともなくうつらうつらして、夢のようなものをあれこれみたりもして、ああ高熱しんどいけど自分いま休むべきでそしてちゃんと休んでいる...あるべき状態にある…となんか安心すらしてました。わかる人いるかなこの感覚。

でも身体しんどいとコンテンツがあまり楽しめないので、むしろ仕事でちょっと使ってる統計のおさらいとか軽くしたりして。といっても入門書めくる程度だけど。

そしたら頭の中に数式とか図が次々とわいてきて、高熱でうなされてるっぽくなって面白かったです。

五輪と感染拡大に因果関係がないと言い切るためにはどんな検定がふさわしいか…とか変なこと考えたりしてました。

ワクチンが効くとか、副反応が若い人に多いとか、抗体が時間経ってなくなるとか、そういうのも統計的に判断されているのであって、とするとワクチン接種時にはちょうどいい頭の体操だったかもしれません。

 

というわけで今日の歌詞翻訳は、ワクチンの効能確認でも大活躍だったであろうプラセボ = Placebo からにしよう。

その名も"Meds"(薬) というアルバムに入っている、Follow the Cops Back Home という曲です。

Placebo (偽薬) のMeds (薬) ってよく考えるとすごい組み合わせだな。

Meds

Meds

 

この曲ね、結構前からかなり大好きなんですけど、全くなにいってんのか意味がわからないんですよ。歌詞とメロディーの耳触りが大変に良すぎて覚えてる箇所たまに口ずさむんですけど、まじでイミフ*4。ま、思い切って訳してみますね。

 

Follow the Cops Back Home

帰る警官を追いかけて*5

 

The call to arms was never true

軍隊への招集は絶対ありえなかった

Time to imbibe here's to you

一杯やる時間だ、ほら乾杯

I'll tell you stories bruised and blue

あざだらけでブルーになる話をするよ

Of drum machines and land slides

ドラムマシーンと土砂崩れのね

 

Just one more round before we're through

もう一杯だけつきあってくれないか

More psychedelic yuppie flu

もっとサイケなヤッピー病に感染する前に

It's such a silly thing to do

ばかなことだよね

And now we're stuck on rewind

俺たちはもはや巻き戻しできず突っ立ってる


Let's follow the cops back home

家に帰る警官の後をつけていこう

Follow the cops back home

家に帰る警官の後をつけていこう

Let's follow the cops back home

家に帰る警官の後をつけていこう

And rob their houses

そして彼らの家を襲うんだ

 

The call to arms was never true

軍隊への招集は本当だった試しがない

Let's take a ride and push it through

ひと乗りして押しやっちまおう

Suspended animation glue

仮死状態の接着剤を

Blame it on apartheid

アパルトヘイトのせいにして

 

Lets spend the night in Jimmy Choos

ジミーチュウの靴を履いて夜を明かそう

I'll give you coats and cheap shampoo

コートと安っぽいシャンプーをあげるよ

I'll give you nothing else to do

他にはなにもあげるものがないんだ

And now we're stuck on rewind

俺たちはもう巻き戻しできない

 

Let's follow the cops back home

家に帰る警官の後をつけていこう

Follow the cops back home

家に帰る警官の後をつけていこう

Let's follow the cops back home

家に帰る警官の後をつけていこう

And rob their houses

そして彼らの家を襲うんだ

(refrain)

 

The call to arms was never true

軍隊への招集は決してありえなかったんだ

I'm medicated how are you?

俺は投薬治療中だけど君はどうかな

Lets take a dive swim right through

飛び込んで泳ぎ切ろう

Sophisticated points of view

洗練された視点

 

Let's follow the cops back home

家に帰る警官の後をつけていこう

Follow the cops back home

家に帰る警官の後をつけていこう

Let's follow the cops back home

家に帰る警官の後をつけていこう

And rob their houses

そして彼らの家を襲うのさ

(refrain)

 

( ゚д゚)...?

じぇんじぇんわかりましぇん...

 

全く意味のなさげなふりをした意味のあるなにか、とみせかけてやっぱりなにもない、みたいな? 

なんで警官つけてって家を襲うの?なにそれ?

いやーこれはまいった。今までで一番難易度高かったですね。

訳してもイミフ、咳をしても一人。*6

 

ただ、訳しててきれいに韻を踏んでいるのだろうなってことはわかりました。

true, blue, through, flu, glue あたりかな。

しかし drum machines and landslied と suspended animation glue って一体なんじゃらほい、ですわ。apartheidも謎でしかない。

けど Lets spend the night in Jimmy Choos, I'll give you coats and cheap shampoo, I'll give you nothing else to do のあたりは曲の効果もありつつ、ちょっと情景浮かびかけて切なくなります。ジミーチュウの靴に安っぽいシャンプーってなんかさ。デザイナー志望とかで貧乏なのにやりくりして一生懸命貯めたお金で買ったハイブランドの靴を大事にしててぼろいフラットに住んでる若くてやせっぽちのたぶん付き合う直前の若者たちが夜中の公園かなんかでファッションショーの真似っことかしてるような姿がふと浮かぶんだな。でもそういう子たちは多分警官襲わないよな。

 

逆にこの歌詞が意味があるようにみせかけた単なる思いつきの言葉の羅列なのだとしたら、それをこんなに高らかに歌い上げられるのは凄いですね...いや意味を求めてしまうのは私が凡人だからなのかな?アーティストって意味いらない人たちなの??

 

ま、こんな難しい回もあるってことで。久々にMedsを投与したついでに歌詞訳して、訳したついでにアルバム通して聴き直してます。

ちなみに私の腕はいまや見事なモデルナアームです!

 

そいやイングリッシュマンインニューヨークとか予告してたんだった。次やります次。

*1:っていうかひどい。現在進行形。高熱はひいたものの、微熱、頭痛、めまいとか気持ち悪さが残ってます

*2:赤いセロファン越しにみたように視界が真っ赤にみえて火事だと思って飛び起きました。そしたら瞬時に元に戻って、あっ幻覚だったんだってわかりました。

*3:というか高齢になると反応出ないって言うじゃないですか、出ないと免疫やばいのかなと思いますよね。免疫系の疾患をちょっとかすったことがあるので、そういう意味でもどきどきしてました

*4:私だけじゃなかった。英語圏の人々にもイミフだった😂

コメントにもあるSongmeanings.comをのぞいてみました。やはり歌詞にこだわる系の人は多いのだな。でも皆さんの解釈がめっちゃばらばら😂やっぱ謎の多い曲なんですね。あとJimmy Chooのスペル間違ってるよ...

 

*5:ライ麦畑でつかまえて』みたいに素敵にはならないもんですね。野崎孝さん、歴史に残る名邦題です。このタイトルじゃなかったら読まないもん。

でも『フラニーとゾーイー』のほうが好きだけど。村上春樹訳が出てから野崎孝訳が書店になくなっちゃってるんで、昔の新潮文庫を大事に持ってます。あれ、でも英語で読めばいいじゃん?と思って英語も買いましたが、まだ読めてないです。てへ。

 

*6:咳をしても一人は尾崎放哉の句です。語呂が良いので引用しただけ。ところで文豪クソ野郎列伝が最近はやってますよね。ぶっちぎりの優勝者は石川啄木でしょうけど、放哉も結構なクズだったようです。エリートリーマンからのアル中からの転落人生。奥さんにあっさり捨てられてるのウケる。

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