ハナビ、

ハナが東京砂漠で綴るよたばなしです、英語歌詞翻訳はじめました copyright ©︎ ハナ 2009-2021 all rights reserved.

The Hardest Part

ああまた2週間もあいてしまった…

 

最近どうしてこんなに?と思うほど忙しいんですよね。その上やる気出なくって体力もなくって効率が悪い。仕事だけしかしてないのにこんなに疲れちゃうなんて先行き不安すぎるけど、そもそも仕事ばかりしているからこうなるのか。

そういえば緊急事態宣言が開けたとか。でも今年は桜も見に行く気になれないな。ってもう散ってるか。

基本は家に留まって仕事と家事、娯楽はネトフリ鑑賞とネットショッピングぐらい、リモート飲み会も最初のうちは珍しさにかられて何度か試しましたが、結局やらなくなった。

のみにいったり人と会ったり、なにより旅から刺激を受けることが圧倒的に減ってしまった。週1くらいでそれなりの運動はするけども、それ以外はデスクワーク漬けで身体あまり動かさないし。コロナがやばくなる前は通勤時片道20分弱を歩くことにしてて*1、歩くことって心身ともに効果的らしいのでこんな日々でも導入すべきとは思うものの、秒を争う仕事っぷりだったりするともういかんともしがたく。朝10分のヨガにすら時間を割けずにとにかく寝てたい毎日です。情けなや。

 

さて愚痴はこのくらいにするとして。

 

おうちで仕事するようになってから音楽聴き放題じゃんやったね、と最初こそ思ってたのですが、私の場合、音楽が思考をかなり妨げるんですよ。だから結局無音で作業してることが多い。あと会議もそれなりに入るし。BGMといえば隣のマンションの工事音くらい*2。だけどどうしても元気がないときは少しは脳のマッサージがわりにとなにがしかの曲をかけることはあります。

でもほら外的な刺激がないもんだから(TVみないですしね私)何を聴いたもんかなーと迷っちゃうわけですが、そんな時はApple MusicでToday's Appleという Apple店舗でかかっているBGM集をピックアップすることが多いです(三回もAppleって繰り返したなこの一文だけで)。

さすがはApple様、大変にセンスのよい選曲ばかりでございまして*3、いくつか印象に残った曲はアーティスト名や経歴などついつい調べちゃうんですが、なにより歌詞がまず気になっちゃうんですよ。ひっそりこんなブログやってるくらいだから。

こないだのエントリーでも書きましたが、Apple Musicの歌詞表示、最高に素晴らしい機能です。私の英語力では残念ながら断片しかわからないので、歌詞を見ながら聴き直してなるほどと思ったり…それでもわかんなくて結局ぐぐったりもありますけどね。

 

で、折にふれて聴きたくなる数曲のうちのひとつについて、いっちょ今回はやってみようではないのと思いまして。

 

Olivia Deanというアーティストの、The Hardest Partという曲です*4

秋口に道を歩きながらよく聴いていました。なんかすんなり伸びる声と寂しげなメロディが秋の切ない感じとぴったりなんですよね。

途中転調する箇所の "I was only 18, you should've known that I was always gonna change..." という部分の歌詞がすごくすとんと胸に落ちてきて、これは年上男と付き合って振った女の子の歌なのかな、と興味を持ちました。

 

ではいざ和訳。

The Hardest Part
最高につらいこと
 
Call me up to meet you, static on the phone
私に会いたくてかかってきた、あなたの電話はつながらない
Normally I need you, this time I don’t wanna go
いつもなら会いたいけど、今は行きたくない
Lately I’ve been growing, into someone you don’t know
最近私は成長してる、あなたの知らないだれかにね
You had the chance to love her, but apparently you don’t, no you don’t
前はそのだれかを愛するチャンスもあったけど、明らかにそうしないよね、しないよね
 
So even if I could, wouldn’t go back where we started
だからもし戻れたとしても私たちが始まったところには戻らない
I know you’re still waiting wondering where my heart is
私の心がどこにあるのかわからなくてあなたが待ち続けていると知ってても
Pray that things won’t change, but the hardest part is
何も変わらないことを祈ってるよ、でも一番やりきれないのは
You’re realising, maybe I, maybe I, ain’t the same
私がもう以前の私と同じじゃないかもしれないってあなたが気づきかけてること
And what you’re waiting for, ain’t there no more anyway
そしてあなたが待ってるものはもうそこにはないってこと

 

Held you up so highly, deep under your spell
あなたをあまりにも持ち上げ過ぎてた、どっぷりあなたの魔法にかかって
Your opinions would define me, it’s time I made some for myself
あなたの言うなりの私でいたけど、そろそろ自分の意見で私がどうあるかを決めるね
‘Cause lately I’ve been certain, there’s no further to go
だってここ最近、私はこれ以上やっていけないと確信し続けてる
Yeah you had the chance to love me, but apparently you won’t, no you won’t
そうだよ、私を愛するチャンスはあったけど明らかにこれからもしないだろうね、しないんだろうね
 
So even if I could, wouldn’t go back where we started
だからもし戻れるとしても私たちが始まったところには戻らない
I know you’re still waiting wondering where my heart is
私の心がどこにあるのかわからなくてあなたが待ち続けていると知ってても
Pray that things won’t change, but the hardest part is
何も変わらないことを祈ってるよ、でも一番きついのは
You’re realising, maybe I, maybe I, ain’t the same
私がもう以前の私と同じじゃないかもしれないってあなたが気づきかけてること
And what you’re waiting for, ain’t there no more anyway
そしてあなたが待ってるものはもうそこにはないってこと
 
And it’s okay, am not gonna remember you that way
大丈夫、あなたのことをそんな風に思い出したりしないよ
You say I’m different now like that’s so strange
あなたは今の私が昔と違うことをめちゃくちゃ変だと言うけれど
But I was only 18, and you should’ve known that I was always gonna change
でも私はまだ18だったんだから、私が常に変わっていくことをあなたはわかってるべきだったんだよ
 
So even if I could, wouldn’t go back where we started
だからもし戻れるとしても私たちが始まったところには戻らない
I know you’re still waiting wondering where my heart is
あなたが私の心がどこにあるのかわからなくて待ち続けていても
Pray that things won’t change, but the hardest part is
何も変わらないことを祈ってるよ、でも一番どうしようもないのは
You’re realising, maybe I, maybe I, ain’t the same
私がもう以前の私と同じじゃないかもしれないってあなたが気づきかけてること
Ain’t there no more, I ain’t there no more
もうそこにはない、私はそこにはいない
Ain’t there no more, I ain’t there no more
もうそこにはない、私はそこにはいない
Ain’t there no more, but the hardest part is
もうそこにはない、でも最高につらいのは
You’re realising, maybe I, maybe I, ain’t the same
私がもう以前の私と同じじゃないかもしれないってあなたが気づきかけてること
And what you’re waiting for, ain’t there no more anyway
そしてあなたが待ってるものはもうそこにはないってこと

 

 

これは切ない。成長するって切ないですよね。

もう前の私じゃいられない、けれどあなたが好きだったのは以前の私で、それはつまり別れるしかないわけですよね。

愛がなくなったとか嫌いになったとかそういうんじゃなくて、違う人間になっちゃったからこその破局ですよ。

十八歳じゃね、そうよね、毎日変わるよね。

でもその二倍くらい生きてもやっぱり変わるね、ってなんとなくわかります。

変われるっていいことなんだよ、だから傷つかないで、と言ってあげたくなった。

コロナでまだ不自由な日常の、とある春の満月の夜の和訳でありました。*5 

英語的には冒頭の "Call me up to meet you, static on the phone" がいきなりイミフでしたね。

Call up to XXXで、XXXするために電話するという意味らしいです。

でもあなたに会うために私に電話しろってなんやねん、てなるじゃないですか。とすると命令形ではなく主語のYouが省略されてるのか?この辺のニュアンスとかはやっぱりわからんです。

static on XXX はXXXのノイズ音がするという意味がありつつ、かつ空電という意味もあり、ここだとつまりどっちだ、会いたくないんだから、つながらないだろうな、ツーツーいってんだろうな、コール音が響くだけとかの方が良いかな、いや飾りすぎ、などと考えました。

先が長いのかこれ…?と心配になりましたが後は比較的すんなりでした。

"I’ve been growing, into someone you don’t know" が私が成長してあなたの知らないだれかになってるってこと、これがわからないと次の文のherがだれだかわからないですね。ここが肝心ですね。

あと"Held you up so highly, deep under your spell"の前半、hold XX upが誰かを高く評価するという意味なのは初めて知りました。でも後半のunder your spellとかはもうオカルト好きだから直感でわかるんだな!こないだエクソシストの裁判を扱った「エミリー・ローズ」をみたからかもしれません*6

そして極めつけ?の "You're realising" *7 ですよ。

中学校英語で習うところの進行形にできない動詞がバキバキに進行形になってるの巻ですよ。

なんとなく意味は「気づきかけてる」だろうなとすぐ察せられるものの。

いやーこれだから受験英語は。ってもあんまりちゃんと勉強しなかったけども!だから今大変だったりするんだけども!!

 

 

*1:ゆえに重いラップトップを持ち運ぶとき足腰に負担がかからないよう必ずバックパックにスニーカー通勤なのです、こないだ久々に出勤したとき会った後輩から「なんか山に行きそうですね?」と言われました…まあボーダーTだったしジャケットもミリタリーテイストだったし仕方ないか

*2:よりによって家にいなきゃいけないタームに爆音で隣にあった古いマンションの解体&新築工事が始まり、振動も結構あって何度かブチ切れそうになりました。建築現場って外気に触れ放題だからかコロナまるで無視なんですよね

*3:昔の私ならコンピだと?そんなん俺がつくるとかいう勢いでなんならジャケットすら自作してプレゼントしたりとかしてましたが、もはや人様の選曲をああええ塩梅じゃーと聴けるようになったんじゃのう、すっかり丸くなったもんじゃわい

*4:お試しあれです。切ないイントロから耳に残ります。

The Hardest Part

The Hardest Part

  • provided courtesy of iTunes

 

*5:後述。これが年上男と付き合ってた若い女の子の語りだとすると、その年上男は多分彼女が無知で無邪気で可愛いところに惹かれていたのであって、それってより深刻だなと思いました。自分の頭でものを考えることを嫌う男だと彼女はわかってしまったのですね。残念ながらそういう人多いよね。でもよく思うんですが、だめな男を好きになること=だめな女だとは思わないんですよ。その逆もしかりですが。男女ともにそうだけど、恋なんて見かけとかそういう本能的なものだから、人間を見極めて好きになるなんてそんなの恋じゃなく戦略ですよね。だからどんどんだめ男女に惚れるといいよ、特に十代なんて

*6:B級映画かと誤解してたけどそんなことはなくて、裁判劇の英語もとっても勉強になりました。割とおすすめです。

エミリー・ローズ ノーカット版 [Blu-ray]
 

*7:よくみたら地味に綴りがイギリス語でしたね、そんで調べてみたらUKのアーティストでした