ハナビ、

ハナが東京砂漠で綴るよたばなしです copyright ©︎ ハナ 2009-2019 all rights reserved.

フェミニズムと食あたり

ずっと以前に書いて放置して今更アップですがしかし。2018年に何も書かないのも良くないからという言い訳投稿です。

10/11は世界ガールズデーだったそうで。
フェミニズムが不快感を催す言葉になりさがっている、なぜなら女性だけが自分の権利を声高に叫んでいるように見えるから、と国連でエマ・ワトソンさん*1が立派なスピーチをされたそうで。
トゥイッター辺りでばずっておりました。
そりゃーもっともなことだと思います。

が。

なんかお前に言われたくないよ感がわいてくるのは何でなんすかね。
綺麗で賢くて地位も名声もあって愛されて育ちましたとか言われてもああそうかい、じゃあ恵まれてるアンタには一生酷い場所で暮らさざるを得ない人たちのことなんかわかんねえわ、としか思えません…

同じ女性ならブリトニー・スピアーズさんあたりに言われたいですねむしろ。
クソな野郎*2が多いのは確か。特にギャラの面でも女は不利だしね。けどあきらめないで。素敵な奴らもたくさんいるさ。男性の皆もさあ声を上げて。アタシ達なら一緒にもっといい世の中にしていけるよ!
とか言われた方が説得力百万倍なんですが。
まあ国連だから型にはまった綺麗なお嬢さんのほうがそりゃいいんでしょうよ…
そのうちイギリス王室に殴りこんだあの元女優あたりがスピーチしてくれると面白いなと思ってたんですが、もうしてるやんけ。
https://youtu.be/WBdqP84syLM
生い立ち経歴が偏見打破を体現してますよね*3

話はそこじゃなくてですね。
フェミニズムとは何かですね。
フェミニズム=女性の権利を振りかざすことでは勿論ないですね。
そう思ってる人の知識はウーマンリブ全盛期の1960年代あたりのタイプライター使ってるがごとくに錆びついてますね。
フェミニズムの定義を件のエマさんのスピーチさんから取ってきますと。

"The belief that men and women should have equal rights and opportunities. It is the theory of the political, economic and social equality of the sexes."

ネイティブじゃないけど訳してみますと、
“男性と女性が同等の権利と機会を持つべきだとする信条。政治的、経済的、社会的にいずれの性も平等であるという理念”

ということはですよ。
プレゼンターは男性でもいいじゃん?
ジェイ・Zさんあたりがやる方が俄然かっこいいし、はるかに啓蒙になると思います。

…今最高にクールな男性セレブが誰かわかんないので、取り急ぎセレブってるジェイZを持ってきてみたんですが。
もはやドレイクさんあたりですかね。

私としては。
性差を超えて、人間が当然与えられるべき権利を享受して生きられるよう、社会及び個人が寛容であろうと努めること、的なものだと思っております。

要は性別はどっちでもいいんです。
ただし女に生まれてみると色々あります。
男性が思ってるのの数十倍そういう目にあっています。
女性に生まれて良かったなと思うのはトイレで常に個室が使えることくらいです。
他人に性器を見せず大だとか小だとか生理だとかを知らせることもなくプライバシーを保てるのは仲々ありがたいです。
特に私は胃腸が弱いので、マジでそう思います*4

夜遅くに道を歩くのにかすかな恐怖をずっと感じるとかないですよね?
子どもの頃に変態に誘拐されるかもとか、海外に行った時スリにあうかもとか、そういうのと同じような、起こるかどうかわからないけど気をつけざるを得ないかすかな恐怖ですが。
それが「犯されるかも」なわけですよ。

「犯されるかも」という恐怖は、性的に暴行されたとか暴行まではいかなくとも危険な目、不快な目にあった経験がないと恐らくわからないのではないかと。
*5

かように普通に生きるだけでも若干のハンデなのに、性別を理由に就職やら昇進やら、つまり金目の話で差別されたら噴飯やるかたなし、もう裁判もんじゃねえかと思ってもいいわけですよ。
東京医大の件のように明確なディスでなくとも、地味に流れる空気やムードが差別だったりするんですよ。
その上差別の担い手が異性ばかりでなく同じ思いを共有できるはずの女性だったりもするという。

まあしかし。
男性なら生きやすいということも勿論ないわけで。
月に向かって「僕の童貞をあげよう」とか叫ぶ少年の話が川端康成の短編にありましたけども。
月に向かって童貞よ♡…
全く共感できないけど、なんか男性って大変なんだなと少し同情しました@16歳くらいの私。
もし私が男性で、いわゆる男性らしさを求められたらきっと吐き気がしますね。
「こうあるべき」という意味のない同調圧力が大変苦手なもので…*6

女性への気後れや、嫌でも性の対象として女性を扱うことの生物学的どうしようもなさなどは、まあ仕方ないと思わないでもないです。

ですが。
どうか男性嫌悪の女性に対しては、きつくあたらないでほしいなとは思います。
男性が性の対象として女性を見るのと同じように、女性は危害を加える恐れのある対象として男性を見ます。
これもまた生物学的反応ではないかと思います。
男性嫌悪はこれがアレルギーレベルにまで達した女性たちです。
そりゃ同じ空間にいられないですよ、恐怖で。
だけど男性側の論理としては「自分は善き人間である。変態と一緒にするな」と思いますよね。
ごもっともです。

そこで。

理解してもらえるような例えを出してみようと思うわけです。

名づけて「牡蠣の食あたり理論」。

牡蠣はおいしく滋養が豊富な食材です。
煮ても焼いても美味しいですが、特に生食はそれはそれはとてもおいしい。
海のミルクとも呼ばれています。

ですが、生食はあたることがあります。
全ての牡蠣があたるわけではなく衛生管理もしっかりさえていても、それでもなおあたることがあります。

一度牡蠣にあたってしまったら、また食べたいと思うまでには大変に勇気がいるそうです(私はあたったことないのですが)
全ての牡蠣が悪いわけではありません。
しかしあたるときはあたるのです。
なぜなら全ての牡蠣にはそれなりにあたる可能性のあるものが含まれているのだから*7
だからあたりたくない人は牡蠣を避け、あまつさえ「牡蠣は危ない!ダメ絶対!!」とか声高に叫んだりするわけですよ。
この過剰反応、牡蠣漁で生計を営む人々にとっては恐怖でしかないですよね。
そして牡蠣漁師と牡蠣反対論者との仁義なき戦いが幕を開けるのである。

もとい。

女性にとっての男性は、あたる可能性のある牡蠣のようなものである。

とまあ私はこんな風に考えているんですが。
共感していただけますかねコレ。

あ、私は牡蠣大好きですちなみに。

*1:よく考えたらこの人ワトソンさんじゃないか。気づかなかったよホームズくん

*2:ブリトニーさんなんか最初は結婚まで処女路線だったんですよ?それをあの才能あるけどクソ野郎のジャスチンチンバレイクがヤったと暴露しやがってからのアレですよ。あいつは一体何様なんでしょうか。インポだと思われたくなかったんでしょうか

*3:バツイチ有色人種との混血ハリウッド女優その上育った家庭が崩壊してて親父がアレだったり姉と絶縁してたりするのがまた味わい深い

*4:未婚子なしなので特にそうかもですね。母親になった人は女性に生まれて良かったと思うものなのでしょうか

*5:時々男性から「痴女にあったけど別に」という意見もあるようですが、この場合は人権侵食感が薄そうだからあまり匹敵しないのでは。もし男性が痴"漢"にあっても同じことが言えるかどうかですかね

*6:これは教育の成果とかではなく、完全に生まれつきです。3歳くらいの頃に予防接種で泣き叫ぶ周りの子を見て愚かしいなと思って絶対泣かなかったとか、幼稚園の頃に皆がピンク色が好きというのでピンク色が嫌いだったりとか。クソど田舎で育ったから周囲に馴染めなかっただけかもしれませんが

*7:って「もやしもん」で言ってました。ちなみに牡蠣は海をきれいにしてくれるそうな。食べてもうまいとかすごいですね