ハナビ、

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For What It’s Worth



昨日ニール・ヤングさんについて書いたブログ記事が、
ボタン操作のミスかなんかで消滅したので、
悔しくなって&性懲りもなくまた書きます。




ニール・ヤングさんはロックの偉人100人特集でもしたら、
38位くらいに入っていそうな偉い人です(38位に根拠はないが)。


さて何がすごいのかと申しますと、まあギターがうまいです。
小児まひかなんかの後遺症で、足が悪かったりするのですが、
そのせいで独特のギタープレイが生まれてしまったとか、
そんな逸話を聞いたことがあります(多分ラジオで)。


彼がソロになるまえに所属していたバンドに、
バッファロー・スプリングフィールドBuffalo Springfield)というバンドがあります。


ニールさん同様に天才ギタリストと呼ばれたスティーブン・スティルスさんという方がおりまして、
ふたりのギタープレイの掛け合いは、火花を散らすようであったとか。
結局このふたりの才能のぶつかり合いでバンドは解散してしまったと、一説にはあります。


本日のタイトルは、そのバッファロー・スプリングフィールドの代表曲です。
もうなんかね。すげえ曲です。
って解説を放棄してますが。


この曲は、30回くらいぶっとおしでリピートしても全然飽きません。
ていうか、30回くらいぶっとおしでリピートするのが正しい聴き方かもしれない。


歌詞はこんな感じではじまる。

There's somethin' happenin' here
What it is ain't exactly clear
There's a man with a gun, over there
Tellin' me I got to beware


(I think it's time we)
Stop, children, what's that sound?
Everybody look - what's goin' down?




ね、すげえでしょ?


ハナが最初にはまったのは実はこの曲ではなくて、
「折れた矢(Broken Arrow)」という曲です。
2枚目のアルバム「Again」の最後に収録されています。
これもやっぱりラジオで聴いた(ハナの情報源はほとんどラジオなのである)。

アゲイン

アゲイン

浪人時代のぼやんとした感覚とあいまって、胸につまされた記憶があります。

The lights turned on and the curtain fell down,
And when it was over it felt like a dream,
They stood at the stage door and begged for a scream,
The agents had paid for the black limousine
That waited outside in the rain.


Did you see them, did you see them?
Did you see them in the river?
They were there to wave to you.
Could you tell that the empty quivered,
Brown skinned Indian on the banks
That were crowded and narrow,
Held a broken arrow?

2番の歌詞冒頭に“eightteen years of American dream”
ってフレーズがありますが、これがまたなんともよい響き方なのであります。


この頃の歌って、多くがベトナム戦争への反戦メッセージだったのではないかと思う。
同じ時代に生きていない私には、音楽を通じて、かすかな共感(と呼ぶにはおこがましい何か)
のようなものを感じることしかできないけども。


愛とか平和とかがやっぱり大事だよねとだれもが思っていて、
だから戦争を続けている政府とか政策とか社会のシステムに対しては失望せざるを得なくて、
つまり正しいと信じていたものが正しくなくなっていったというか、
端的にいうと、価値観がゆらいでいったというか。


このバンドもそうなんだけど、批判を含む作品のなかで、
特にすぐれているものは、決して直截的ではないのですよね。
これは正しくないのではないか?という、問いかけに留めていると思う。
直截的な表現ができない状況だったという政治的背景なんかもあるかもしれませんが。


2000年頃に車のCM曲で話題になった、
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(Creedence Clearwater Revival)の、
「雨を見たかい(Have You Ever Seen the Rain)」もそんな感じです。

Someone told me long ago there's a calm before the storm,
I know; it's been comin' for some time.
When it's over, so they say, it'll rain a sunny day,
I know; shinin' down like water.


I want to know, have you ever seen the rain?
I want to know, have you ever seen the rain
Comin' down on a sunny day?

ここでいう晴れた日の雨、は空から降り注ぐ銃弾≒ナパーム弾のことだとか。
銃弾が降った、と叫ぶのではなく、雨を見たかい?と歌うのです。


何らかの問題に対して、これは正しくないのではないか?と、
本気で声をあげて問いかけられた時代だったんだなあ、と思います。
(いまはなんか世の中のシステムが複雑すぎて、手に負えない。本気の声もどこかにのみこまれてしまう)




話がずいぶんそれてしまいました。ええと。
そんなふうにして解散したバッファロー・スプリングフィールドですが、
実は似たようなメンバーが集まってまたバンドを組んでます。
「クロスビー・スティルス・ナッシュ・アンド・ヤング(Crosby,Stills,Nash & Young)」
略して「CSN&Y」。
名前並べただけじゃーん、て感じのバンド名ですな。しかしこのバンドも非常によろしい。
バッファロー時代のとんがりというか、アクが抜けた感があります。
なんか最近再結成してたらしいです。ひえー。見たいなー。


このバンドの曲ではやっぱ映画「小さな恋のメロディ(Melody)」ですね。。
私はこの映画の宣伝部長かってくらいにこの映画を推薦しまくっていました。
なんかね、かわいくてたまんないんですよ。ザ・初恋!なんですよ。
「オリバー!(Oliver!)」(ああこの映画についても語り尽くしたい、、、)の天才子役ふたり、
主人公オリバー役マーク・レスターと、腕利きドジャー(Artful Dodger!)役ジャック・ワイルドが、
ちょっと成長して瑞々しい学園生活をおくる少年たちを演じてくれてます。


↓これはオリバー!のほうね。「Anything」は大名曲ですな。「Who Will Buy」もスキ。


「Melody」では放課後ふたりで遊びに行く噴水のシーンとかたまらんね。
あと、めでたく両思いになった幼いカップルに、ジャックが嫉妬しちゃうとこが激モエです。
男の子って男の子同士の友情のほうが大事だったりするもんな。

小さな恋のメロディ [DVD]

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代表曲はビージーズ(The Bee Gees)の「メロディ・フェア(Melody Fair)」でしょうが、

ラストシーンでトロッコを見送りながら流れるCSN&Yの「Teach Your Children」が、
もうもうもうもうさいっこーです!!!

(ああこっちは映像ないのかな)

You, who are on the road
Must have a code
That you can live by.
And so, become yourself
Because the past
Is just a goodbye.


Teach, your children well
Their father's hell
Did slowly go by
And feed them on your dreams
The one they pick's
The one you'll know by.
Don't you ever ask them why
If they told you, you would die
So just look at them and sigh
And know they love you.

いいですよねえええ。
自分はこういうソフトなカントリー調の曲が好みなんだってことに最近気づきました。


さて、こうやっていもづる式にいろいろ書いていくと、
ほんとはクロスビーさんから派生してザ・バーズのこととかも、、、
なんて思うのですが、語り尽くせないうちにただただ夜は更けてゆきます。


とりあえず、ニール・ヤングさんのバンド時代から、
思いを馳せてみたこのへんで今日はしめくくります。
おやすみなさい。